FXでの大失敗からの教訓(東日本大震災)
僕がFXを始めてから
僕がFXを始めたのは2010年でした。いまからもう6年も前のことです。
確かドル円が80円・豪ドル円は82円くらいでした。
当時は豪ドルを1万通貨持っているとスワップが1日100円ついたので、とにかく何も考えずにロングのポジションを持っていました。
FXを始めた当初は、何もしなくても1日に100円入ってくるなんて、夢のようでした。
若くして不動産を手に入れたような、不労所得を手に入れて、明るい未来を想像しては、嬉しくなっていました。
150万円の元資金で始めて、始めた当初は1万通貨もつだけでドキドキしていましたが、徐々に慣れてポジションが増えていきました。
1万通貨で100円ですから、2万通貨で200円、3万通貨で300円、5万通貨で500円で、月に何もしなくて1万5000円というふうに。
そのうち僕は常に豪ドルで10万通貨は保有するようになっていました。
1日に1000円の不労所得です。
そのときは下がっても1円2円で、豪ドル円は安定した値動きをしていました。
下がるたびに買い増して、上がったところで売るというのを繰り返して為替差益もあげていました。
完全に初心者でしたが、うまくいっていたので何も不安に思っていませんでした。
150万の資金は230万にまで増加しており、このままいけば、仕事もやめて遊んでいきていけると、頭の中はパラダイスでした。
これですら資産が増えるペースが遅いと本気で思っていました。
そのあとにどうなったのかは、予想できると思います。
当時の僕にはまさかあんなことが起こるなんて予想もできませんでしたが。
僕が資産を失った日から
時は2011年3月。
東日本大震災が起き、その後の歴史的な大暴落で、半年間で増やしてきた僕の資金は50万になりました。
スワップは幻想。
この時学んだ教訓はいまでも、胸に刻みつけています。
現にいまの豪ドル円のスワップは1日に30円程度です。
このさき日本の金利が上昇することになればスワップがマイナスになる可能性もあるのです。
もしスワップ狙いをするならば、そのリスクをしっかり把握していなければなりません。
その後も僕はさまざまな失敗を繰り返してきました。
もうFXはやめたほうが良いと思ったことも幾度となくありました。
生涯収支もいまだマイナスです。
しかし僕はFXで勝ち続けるようになることを諦めていません。
それだけFXには夢があると思います。
失敗を繰り返してもいつか成功してみせると、今もひとりで決意しています。
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