【忙しくても本を読もう】毎月実際に読んだ本を紹介していきます
どうも。ナッキ(nakki_fukugyo)です。
今回から新企画として、僕が実際に読んだ本を毎月このブログで紹介していきます。
僕は数年前から読んだ本を自分で記録していて、簡単な感想などエクセルにまとめているので、それをそのままブログ記事にしてしまおう!というのがきっかけです。
気になる本がありましたらぜひチェックしてみてくださいー。
初回は2018年12月に僕が読んだ本の紹介になります。
それではどうぞー。
①火車 宮部みゆき
採点 55点
<感想>
宮部みゆきの代表作のひとつで、日本ミステリー史に残る名作ということで手に取る。
当時始まったばかりのカードローンの功績と闇を適切に説明しながら、多重債務を抱えてしまった女性の姿を追う。
ドキドキしたままの終わり方がいい。このあとの展開は読み手がいろいろ想像できる。
②3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由 小玉歩
採点 52点
<感想>
会社組織のなかでも自分中心に行動することを強く勧める話。無駄な飲み会や付き合いをなくして、自分の時間を確保して好きなことに取り組んで結果をだす。
よくある話と思いきや、この本は2013年に書かれていた。当時からこの「会社内個人」の生き方を実践して成功したのは素晴らしい?パイオニア的な存在だ。
③日本再興戦略 落合陽一
採点 70点
<感想>
欧州と米国はまったく違うので「欧米」という概念は存在しないユートピアだ、という斬新な切り口から始まる本書は、歴史や文化、政治・経済の面から今後日本がどうあるべきで、どのような未来になるか説明している。簡単な言葉を選んでいるので落合陽一の著書の中では比較的読みやすい。人口減少・少子高齢化はチャンスである。
ICOの可能性の話が個人的には興味を持った。彼の「ポジションをとれ、とにかくやってみろ」という言葉は受け身になりがちな自分の背中を押してくれる・・・。
④経済は地理から学べ! 宮路秀作
採点 60点
<感想>
自然とは地球が人類に与えた「土台」である。その土地の条件に合った産業が繁栄して貿易によって他の土地と交換する。世界の国の地理条件から経済をみるという斬新な切り口で面白かった。一般的に自動車が普及する目安は、ひとりあたりのGDPが2500~3000ドルと言われているなどミニ知識も豊富。
⑤警官の貌 今野敏・誉田哲也・福田和代・貫井徳郎
採点 45点
<感想>
4人の作家による警察ジャンルの短編集。複数の作家の短編集って内容が薄くなってあまりすきじゃない。作家によって文章にクセが違うから、読み進めながらリズムを掴んだと思ったら次の作品となり、なかなか集中できない。よかったのは誉田哲也の拘置所の話。貫井徳郎は好きな作家で相変わらず読後感が胸糞悪い(半分褒め言葉)
というわけで今月は5冊読みました。
僕と同じ30代のサラリーマンなら、仕事や子育てで疲弊していてとても本を読む時間などないかもしれません。
しかし、言い訳をしていては始まりません。
移動時間や隙間時間で少しずつでも読むことはできますよ。
僕もなかなか、まとまって読む時間はとれないですが毎月これくらいは読みたいですねー。
それではまた次回。
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