株式市場の取引が停止されるサーキットブレーカーとは?発動条件など簡単に説明

新型コロナウイルスの影響で株式市場では乱高下が続いています。

ニューヨーク株式市場ではNYダウの取引が停止になる「サーキットブレーカー」が発動される事態も起きていますね。

NYダウの取引が停止になることがあるということを知らなかった方も多いと思います。

この記事では「サーキットブレーカー」の仕組みと、発動条件について、簡単に解説していきたいと思います。

 

 

サーキットブレーカーとは?

サーキットブレーカーとは、株価が急変動した際に取引を一時的に中断させる仕組みです。

急激な変動による投資家の動揺を沈めて冷静な取引を促す狙いがあります。

制度のはじまりは1987年の「ブラックマンデー」です。

このときの株価の暴落がきっかけでこの制度が始まりました。

そして2010年に起きたフラッシュクラッシュを防げなかった反省から内容が見直されるなどを経て、現在の形になりました。

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サーキットブレーカーはどのようなときに起きるの?

サーキットブレーカーは株価の急変動で発動されますが、発動条件はあるのでしょうか?

それには明確な基準があります。

S&P500(アメリカの上場企業のなかで代表的な500社の株価でつくる指数)が基準になっています。

S&P500の下落率が7%に達すると、取引が15分間停止されます。

取引再開後に下落率が13%に達すると、再び15分間停止されます。

さらに再開後に下落率が20%に達すると、その日の取引が停止となります。

 

まとめるとS&P500が

7%下落でサーキットブレーカー発動
→15分停止
再開後
13%下落でサーキットブレーカー発動
→15分停止
再開後
20%下落でサーキットブレーカー発動
→取引終了

 

このようにサーキットブレーカーは段階的に3回起こりえます。

3回目のサーキットブレーカーが発動されればその日の取引が終了される仕組みです。

 

東京証券取引所では?

東京証券取引所でも似た仕組みがあります。

「ストップ安」「ストップ高」です。

東京証券取引所では、個別銘柄ごとに設けられた制限値幅があります。

1日の変動幅に上限と下限が設定してあり、それ以上の値上がり、値下がりがしない制度です。

制限値幅は銘柄の株価によって決まります。

例えば株価が100円未満は「30円」です。

1万~1万5000円は「3000円」です。

このように東京証券取引所では個別の銘柄株価によって値幅が決められています。


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