FX取引結果のデータ分析をしてみた
どうもナッキです。
6月からこのブログで全取引結果を公開していますが、結果がよくありません。
ここまで846回取引して、-35万8190円となっており、PIPSについては-2431PIPSと散々な結果です。
本気で勝ちに行っているのに、2400PIPSもマイナスとは我ながらセンスがないとしか言いようがありません。
レートで言えば24円分ですからね。買って放置してるほうが100倍マシでした。
とはいえ、まだ辞めるつもりはないので、これまでの取引データを見返してみて、改善点やヒントになりそうなことを何か掴みたく、様々な角度から分析してみたいと思います。
分析1 通貨ペア別
僕はこれまで3通貨ペアで取引していました。
ドル/円・豪ドル/円・ポンド/円の3通貨です。
まずはそれぞれの通貨ペア成績を集計してみました。
通貨ペア | PIPS | 収支 | トレード数 | 1トレードあたり収支 |
---|---|---|---|---|
ドル円 | 128.5 | 34,870 | 222 | 157 |
豪ドル円 | -653.0 | -246,610 | 384 | -642 |
ポンド円 | -1,906.8 | -146,450 | 240 | -610 |
感覚的には全通貨ペアがマイナスかと思っていましたが、ドル円だけはプラスでした。
今後はドル円を中心に取引するべきですね。
というよりも、この結果ではドル円以外は取引すべきでないと思います。
分析2 枚数別
いまではドル円・豪ドル円は5枚、ポンド円は3枚と枚数を固定して取引するようにしていますが、それまでは感覚重視で自由に枚数を設定していました。負けが続くと枚数を増やしたり、ナンピンを前提に最初は少な目にといったふうに。
枚数 | PIPS | 収支 | トレード数 | 1トレードあたり収支 |
---|---|---|---|---|
1 | -1,868.4 | -186,840 | 349 | -535 |
2 | -53.1 | -10,620 | 22 | -483 |
3 | -497.6 | -149,280 | 338 | -442 |
5 | -178.4 | -89,200 | 107 | -834 |
6 | 32.8 | 19,680 | 6 | 3,280 |
7 | 19.4 | 13,580 | 1 | 13,580 |
8 | 317.2 | 253,760 | 6 | 42,293 |
9 | -160.1 | -144,090 | 6 | -24,015 |
10 | -59.2 | -59,200 | 3 | -19,733 |
11 | 81.6 | 89,760 | 2 | 44,880 |
14 | -25.1 | -35,140 | 1 | -35,140 |
15 | -40.4 | -60,600 | 5 | -12,120 |
※枚数1は1万通貨となっております
感覚的には1枚での小ロット取引はプラスかと思っていましたが、ぜんぜん違いました。
少ない枚数でも大きい枚数でも大差ない結果でした。
6枚・7枚・8枚・11枚ではプラスでしたが、これは取引数が少ないだけの偏りにすぎないと思います。
何枚で取引しようが負けていますので、取引への影響は特になしといったところでしょうか。
分析3 取引方向(LorS)別
次に取引方向の分析をしてみます。
ポジションをL(買い)かS(売り)で入るかでの取引結果をみてみます。
ちなみに6月から10月29日現在までの値動きをみてみると
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通貨ペア6月1日レート10月29日レート変動ドル円110.70104.75-5.95豪ドル円80.0679.57-0.49ポンド円160.32127.62-32.70
3通貨ペアとも下がっています。
通貨ペア別ではポンド円がもっとも下がって、なんと32円も落ちています。
ドル円も6円近く下落、豪ドル円は一時72円台まで落ちましたが戻ってきています。
トレードの基本はトレンドに沿った方向に取引することですので、ショートの方が成績が良いはずですが、結果をまとめてみました。
L/S | PIPS | 収支 | トレード数 | 1トレードあたり収支 |
---|---|---|---|---|
L | -2,113.6 | -320,070 | 379 | -845 |
S | -317.7 | -38,120 | 467 | -82 |
予想どおりLよりもSの方が成績は良かったです。
トレンドの向きでトレードするというのは本当に大事なようですね。
今後はLもSも両方とろうとせず、しっかりとトレンドを把握して、押し目や戻りを待って取引しなければならないと思いました。
分析4 取引内容別(通貨ペア・方向)
最後に、どの通貨ペアでどっちの方向で取引をすれば勝てるのか、結果をもとに考えてみたいと思います。
取引内容 | PIPS | 収支 | トレード数 | 1トレードあたり収支 |
---|---|---|---|---|
ドル円L | 205.7 | 90,600 | 134 | 675 |
ドル円S | -77.2 | -55,730 | 88 | -633 |
豪ドル円L | -769.4 | -133,520 | 176 | -759 |
豪ドル円S | 116.4 | -113,090 | 208 | -544 |
ポンド円L | -1,549.9 | -277,150 | 69 | -4,017 |
ポンド円S | -356.9 | 130,700 | 171 | 764 |
ドル/円はトレンドとは逆でLでプラスでSではマイナスでした。
豪ドル/円はどちらもマイナスでした。(SのPIPSはプラス)
ポンド/円はS方向に強いトレンドがでていたためか、Sはプラスでした。
意外なのは1番勝っていたのがポンド円のSということでした。
最終まとめ 今後の戦略
取引結果をまとめてみて、今後の戦略が少しみえてきました。
1・通貨ペアはドル/円中心に行う
2・豪ドル/円は取引しない
3・ポンド/円はSのみ入り、大きく利益を伸ばすようにする
来週からはこの3つの戦略でいきたいと思います。
基本的にドル円のみの取引をします。
ポンド円はS方向に強いトレンドが続いているので、戻り売りで大きく利幅を狙っていくトレードをしたいと思います。
負けが続くと精神的に不安定になりますが、そんなときにできることは、まずはじっくりと取引データを見返すことだと思います。
蓄積したデータを洗い出しを行っていると、少し冷静になりますし、ヒントが見つかることもあると思います。
取引データを記録することは本当に大事なことだと思います。
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