FX業者にサイバー攻撃が急増している件
最近、FX業者が不正アクセスされるサイバー攻撃が急増しています。
サイトや口座にアクセスできなくなるケースが相次いで起こっています。
先日はヤフーニュースにもなっていましたので、目にした人もいると思います。
僕がメインで使っているFX業者は、マネーパートナーズと外為どっとコムとマネースクエアジャパンの3社ですが、なんと3社とも先週サイバー攻撃を受けたようで、数時間アクセスできない状態となりました。
今は復旧していますが、おそらく同じ手口でFX業者や金融機関を標的にしていると思われます。
今回はアクセスがしづらくなっただけで、個人情報の漏えいや改ざん被害は確認されていません。
情報流出はなかったかもしれませんが、アクセスができない状態になれば、新規注文だけでなく決済注文もできないわけですから、ポジションを持ったあとにログインできなくなれば、致命的な損失がでてもおかしくありません。
近年はネットを使って便利になった分、セキュリティ面が追い付いていないように感じます。
少し前にもマネースクエアジャパンで個人情報が流出したことがありましたが、その後の改善策やら対応方法については、何も連絡がありません。(おいおい)
万が一、不正出金などの被害を受けた場合は補償してもらえるのか、業者に直接問い合わせしましたが、「誠意をもって対応する」というあいまいな表現でかわされました。
不正に資金が引き出されるなどの被害に合ったら、業者ごとの対応になるので、場合によっては対応してもらえないこともあるのです。
【トラリピで個人情報流出事件!】不正出金されたら保障されるのか直接業者に聞いてみた
また、同じ日に東京ガスのWEB会員サービスサーバーにも不正アクセスされて個人情報が流出したと発表がありました。
もう、悪質な会社は流出しても公表すらしないでしょうから、どこで自分の情報が出回っているか分かりません。
とはいえ、ネットバンキングは便利だし、スマホでFXしたいし、お得にポイント貯めたいし、とやっぱり便利なものは使いたいです。
不正に出金されるリスクか、タンス預金して泥棒にとられるリスクかどちらをとるかの差しかないです。
できることは、
パスワードを使い回さないこと。
(僕はFX業者、ネットバンキングはすべて違うパスワードにしています)
こまめに残高を確認すること。
怪しい業者は使わないこと。
資産は分散させておくこと。
自分でできることは少ないですが、できる防衛策をとっておきましょう。
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