【ユーロ円】FX為替通貨ペアの特徴と過去の値動き

FXにはさまざまな通貨ペアが存在しています。
ここではそれぞれの通貨ペアの特徴と過去の値動きをまとめています。

今回の通貨ペアはユーロ/円です。

 

ユーロ/円の特徴

▼通貨の名称
通貨表記はEUR/JPY
ユーロ円・ユロ円と呼ばれる

 

▼通貨の概要(クロス円)
ユーロ/円を取引するうえで最初に知っておきたいことは「クロス円」という言葉。

クロス円とは、「ドル/円」以外の円との通貨ペアのことである。
ドル/円以外の「○○/円」となっているものはすべてクロス円という。

ユーロと円は直接取引することはできず、必ず米ドルを中介して行われる。(ユーロのみならずすべての通貨は米ドルを仲介して取引している)
つまり、「ユーロ/円」のレートは、「ドル/円」と「ユーロ/ドル」のレートにより、自動的に決まる。

 

▼値動きの特徴
クロス円といっても、不規則な動きをするわけではない。
むしろユーロ・円とも流動性があり急変動も少なく、かつ人気通貨ペア同士ということで分かりやすい動きをする特徴がある。

取引にはファンダメンタル・テクニカルとも有効で、基本通りの動きをする通貨ペアである。

1日の平均値動きは100PIPS~120PIS程度。
ドル円の1.2倍動くイメージなので、利益・損失とも1.2倍大きくなる。

※個人的には、ドル円よりも値動きやノイズは多い印象があり、デイトレードはドル円よりもやりにくい。どちらかといえば、スイングトレードか長期トレード向きと思っているが、感じ方には個人差がある。

 

▼ドルとユーロと円の関係性を覚える
ユーロドルとドル円に加え、このユーロ円を同時にみることでドル・ユーロ・円の力関係が把握できる。

ドル円だけみていて、上昇しているときに、ドルが強くて買われているのか、はたまた円が弱くて売られているのかは分からない。

そういうときにユーロ円が上昇していれば、円が1番弱くなっていると理解できる。
さらにユーロドルをみて、横ばいであれば円だけが売られている相場だと完全に判断ができる。

この場合の各通貨の力関係はドル=ユーロ>円という状況である。

 

▼ユーロは下落が長引き傾向がある
EUは欧州の経済事情が異なる28カ国(2018年現在)の集合体の通貨である。

ゆえに、ギリシャの債務問題やイギリスのEU脱退決定など、ユーロ圏内での問題がしばしば相場に影響を与えることがある。

また、ひとたびユーロ圏で政治的な問題が起こると、対応策が決まるまで時間がかかる傾向がある。
ギリシャの財政問題も、支援するかどうかを決めるのに、時間が掛かった。
加盟国それぞれ意見があるわけだから、なかなか一致しないのである。

このように、EU圏内で不安なニュースがあれば、ユーロが売られ、しかも長引く傾向がある。

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ユーロ/円の過去の値動き

それでは、ユーロ/円の過去の値動きをチャートをみながら時系列で振り返ってみます。


<ユーロ円 月足>

ユーロ円の史上最安値は2000年10月につけた88.87円
(チャートは2002年で切れていますがこの2年前に最安値を記録した)

2000年から2008年まではずっと上昇トレンドが続き、2008年7月には最安値からほぼ倍増となる169.93円の史上最高値を記録。

しかし2008年9月の「リーマンショック」の影響で上昇トレンドは一転する。2008年7月には170円近くだったユーロ円は3ヶ月後の2008年10月には110円前半となった

その後も下落トレンド続き、2012年には過去10年間の最安値の91.40円をつけた。

2012年以降は持ち直して、反発上昇しはじめ、2014年には149.73円まで回復。

しかし2016年に、イギリスのユーロ離脱が決まり、109円台まで下落。

2018年現在は133円台で推移している。

※やはり2008年のリーマンショック後の下落が強烈ですね。
ちなみに最安値をつけた2000年10月と最高値をつけた2008年7月はユーロ/ドルも同じタイミングで最安値・最高値をつけています。

まとめ

基本的にドル円と似たような値動きをします。
が、値動き幅が比較的大きいことと、クロス円ということで変動の要因に多少複雑さがあること、欧州の政治的な諸問題も密接に関係してくるので、初心者よりも中級者向けの通貨ペアになります。

 

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