G20大阪サミット参加国首脳の経歴・プロフィール
2019年6月28~29日に主要20か国・地域首脳会議【G20大阪サミット】が開催されます。
今回のサミットの最大の焦点は「米中摩擦」です。
アメリカと中国の貿易摩擦が世界経済を減速を不安視されるなか、協調姿勢を打ち出せることができるか注目したいところです。
さて、今回の記事では、G20大阪サミットに参加する各国首脳の情報をまとめてみたいと思います。
年齢も調べてみましたので、最年長と最年少が誰かについても注目していきましょう。
それではどうぞ。
G20大阪サミット参加者一覧
①日本 安倍晋三首相(64)
ご存知、我らが安倍首相です。
異例の長期政権に突入していますが国内には対抗馬が見当たらず、このまま夏の参議院選挙を勝ち抜けば秋には歴代総理在任期間トップになります。
ユーモアに富み社交的な性格で外交力は近年の総理のなかでもズバ抜けていますので、今回のサミットも成功させてくれるでしょう。
②米国 トランプ大統領(73)
今回の主役。
絶賛お騒がせ野郎の不動産王トランプさんです。
今回参加する首脳のなかで実は最年長です。
歴代アメリカでも最年長で大統領になりました。
意外ですが酒は飲まずタバコも吸いません。
③ロシア プーチン大統領(66)
ロシアのカリスマ、プーチンさんです。
ロシア国内では絶対的な人気を誇るらしく、そろそろ支持率100%を超えるという話しも・・・
G20には時前のマグカップを持参しています。
④中国 習近平国家主席(66)

今回のもう1人の主役です。
アメリカとの貿易摩擦では経済的に痛手なので協調策を打ち出したいところでしょう。
2018年米経済誌フォーブスの「世界で最も影響力のある人物」で1位。
(アメリカはランキング好きですよね・・・)
⑤英国 メイ首相(62)
サッチャー以来2人目の女性首相です。
もともとEU離脱には反対派でしたが、責任者として国民投票で決まった以上は、影響をなるべく少なく離脱できるように尽力するが、果たせずに辞任する結果になりました。
後任が選出するまでは首相にとどまります。
本当にお疲れ様でした。
⑥ドイツ メルケル首相(64)
ドイツ発の女性首相です。
元物理学者で大のサッカー好きとして知られています。
2018年には難民受け入れを巡り支持率が低下しており、2021年の任期終了で正解を引退する予定です。
⑦フランス マクロン大統領(41)
39歳というフランス史上最年少で大統領に就任しました。
ちなみにそれまでの最年少はかのナポレオンで40歳でした。
奥さんが高校時代の恩師で25歳年上というのも話題になりました。
この人は年齢の話ばっかりですね・・・。
⑧イタリア コンテ首相(54)
今回のイケメン大賞ですね。
もともと民法学者で政治経験はありませんでしたが五つ星運動が大勝したことで、推薦されて就任しました。
年金受給を62歳に引き下げるという世界でも異例の政策を実施しました。
⑨カナダ トルドー首相(47)
元教師から政治家に転身しました。
ファーウェイ幹部を拘束したことで中国と険悪状態ですね。
⑩EU トゥスク大統領(62)
ポーランドの元首相で現在はEU大統領を務めています。
大学卒業後ペンキ職人などを経て政治家になりました。
イギリスのEU離脱で各国との調整で奔走しています。
2019年11月末までの任期ですね。
⑪豪州 モリソン首相(51)
スコット・モリソンという名前のため相性は略して「スコモ」。
元財務相だけあり今後利下げが見込まれる政策金利決定にも関係しているのでしょうか。
豪ドル安が続いていますがやはり中国への対応が課題となっています。
⑫韓国 文在寅大統領(66)
2018年には史上初の米朝会談で、トランプと金の仲介を務めるなど成果をあげていたように思いましたが、その後の発展が何もないので微妙な感じになってきました。
歴代韓国大統領は前任のパクさんも逮捕されるなど悲惨な末路を辿ることが多いですが、この人はどうなるのでしょうか・・・。
⑬インド モディ首相(68)
紅茶売りの貧しい家庭出身です。
西部州首相のときには州経済をトップにして、その手腕を買われ首相に就きました。
日本やアメリカをはじめ各国との外交にも勢力的に活動して関係を築いています。
⑭トルコ エルドアン大統領(65)
個人的には注目度NO1の人物です。
いろいろやらかしてますけど毎回選挙に勝つんですよねこの人。
サミットに来るのもいいけど自国の通貨どうなっとんじゃい!
リラ落ちすぎ・・・
⑮アルゼンチン マクリ大統領(60)
資産家の家に生まれて元銀行員という経歴です。
見た目も上品でエリート臭がしますね。
2016年に公開されたパナマ文書に本人名義のタックスヘイブンが行われていたと記載があり捜査が入っていると情報あり。
⑯ブラジル ボルソナ大統領(64)
元陸軍大尉という経歴です。
国政では汚職撲滅や治安対策を実施。
過激的な発言やSNSでの影響力から「ブラジルのトランプ」という異名も持つ・・・。
⑰インドネシア ジョコ大統領(64)
市長・州知事を経て2014年に大統領に就任。
2018年に再任したが選挙結果を認めない民衆による抗議デモも起きています。
⑱メキシコ ロペスオブラドール大統領
メキシコ市長を経て2018年に大統領に就任。
今回は欠席で外相を代理で出席させています。
⑲サウジアラビア ムハンマド皇太子(33)
今回の最年少はムハンマド皇太子でした。
副首相と国防相も兼任されていますね。
トルコでサウジ人の記者が殺害された事件では指示した黒幕という疑いがありましたが真相はいかに・・・。
⑳南アフリカ ラマポーザ大統領(66)
副大統領を経て2018年に大統領に就任。
南アフリカは経済低迷や高失業率の課題ですがどう対応するのか今後に注目です。
G20の割合と役割について
20の国と地域からなるG20が占める割合をみてみます。
※国際通貨基金(IMF)による統計
▼GDP 世界85兆ドル
→約9割
▼人口 世界75億人
→約6割
このように世界規模でみても主要な先進国と新興国が集結しています。
各国の首脳レベルが
①世界経済
②デジタル課税ルール(GAFA)
③WTO改革
④海洋プラスチックごみ
などの問題を共有して世界経済の持続的な成長に向けて話合いを行います。
その議長が今回は日本の安倍首相というわけです。
今回のサミットでの最大の焦点はアメリカと中国の貿易摩擦問題です。
そのことを十分に承知しているからなのか、G20開幕での座席は
トランプ大統領・安倍首相・習国家主席という並びでした。
これは日本がアメリカと中国の間に入って、「仲介役」を買ってでるという強いメッセージと感じますね。
今回のG20大阪サミットにはこのほかに、オランダ・シンガポール・スペイン・ベトナム・タイ・エジプト・チリ・セネガルも招待国として参加しています。
まさに世界中が注目しているサミットです。
なにかしらの成果があげられることを期待しています。
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