新型コロナ以外の感染病の感染者、死亡数(天然痘、ペスト、スペイン風邪、エイズ、SARS)

2020年、中国で確認された新型コロナウイルス(COVID-19)が急速に世界中に広がり感染拡大を続けています。

過去の歴史を振り返ると、今回の新型コロナ以外にもさまざまな感染症が世界で猛威を振るい、多くの死者を出し、いまでも感染が続いています。

この記事では主な疫病の歴史とともに感染者、死者数をまとめています。

感染症の歴史について知っておきましょう。

 

新型コロナ以外の感染病の感染者、死亡数まとめ

人類と伝染病との闘いの歴史は古く紀元前から始まっていました。

感染症は時代を問わず突如として現れ数千万人規模で死亡者が出たケースもあります。

ここではこれまで人類が直面した主な疫病をひとつずつ紹介していきます。

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天然痘

流行時期
紀元前から悪魔の病気として恐れられ、シルクロード貿易でヨーロッパや中東に広がり日本にも仏教伝来とともに拡大した。
1980年5月にWHOが根絶を宣言。
ヒトにうつる感染症のなかで唯一根絶に成功。

症状
急激な発熱(39~40℃)頭痛、腰痛とともに発疹が広がる。

致死率
免疫がない人が感染した場合の致死率は30%にのぼる。

感染者数
1958年には発生数2000万人、死者数400万人と推計されていた。

 

ペスト

流行時期
14世紀にヨーロッパで大流行した。
ペストとは英語で「伝染病」という意味。別名「黒死病」とも呼ばれる。
現在でも毎年世界で2000人程度の感染が確認されている。

症状
重度な肺炎のほか、敗血症から手足の壊死を起こし、皮膚が内出血で黒いあざだらけになる。

致死率
何も治療をせずに放置した場合は60~90%で死亡するといわれ非常に致死率が高い。

感染者数
14世紀の大流行では、世界人口4.5億人の22%にあたる1億人が死亡した。
当時の医療技術では未熟な面もあり致死率は感染者のうち30~60%に及んだ。
イングランドやイタリアでは人口の8割が死亡し、全滅した街もあった。
現在は原因菌が突き止められ、2004~2015年では死亡率は8.2%となっている。

 

スペイン風邪

流行時期
1918年にアメリカで発症し、第1次世界大戦中とともににアメリカとヨーロッパで流行し世界中に広まった。

症状
鳥インフルエンザの一種。
風邪のような症状から急激に悪化して肺炎などを引き起こす。
感染力が非常に高く、ヒトの死因の中でも、もっとも多くのヒトを短期間で死に至らしめた。

感染者数
世界全体の感染者数は6億人死者数は4000万人と当時の世界人口12憶人のうち半分が感染した。
日本では当時の人口5500万人中、約40万人が死亡した。

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HIV/エイズ

流行時期
1981年にアメリカで発見されたのが最初。
結核、マラリアと並ぶ3大感染症のひとつ。
感染者に同性愛者や麻薬常習者が多かったことで、感染者に対しての偏見がもたれることが多かった。

症状
HIV(ヒト免疫不全ウイルスの感染により免疫細胞が破壊される。
エイズは肺炎や悪性腫瘍など国に指定された23の病気を発症した状態を指す。
性行為による感染や母子感染も起こりえる。

感染者数
2018年における世界のHIV陽性感染者数は3790万人と推定される。
新規感染者は1997年の290万人をピークに2018年には170万人。
死者は2004年に最も多い年間200万人が死亡。
その後、治療薬などの開発が進み、2018年には77万人まで減少した。

 

SARS

流行時期
2002年11月~2003年7月に中国・広東省で確認されて世界へ拡大した。

症状
発熱、筋肉痛、身体のだるさからはじまり、呼吸困難や肺炎を引き起こす。

感染者数
中国広東省や香港を中心に8096人が感染して、774人が死亡した。
2003年7月にWHOにより終息宣言がだされた。

 

2009年型新型インフルエンザ

2009年4月~2010年8月まで流行して、死者数は28万4000人
(WHOの発表は1万8500人だが発展途上国では検査を受けないまま肺炎などで死亡した例も多く、実際は28万4000人と米疾病対策センターなどの国際チームが発表した)

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コレラ

コレラ菌による感染症。高熱、嘔吐、下痢、脱水症状などの症状。
現在も感染は続いていて、世界での年間患者数は300~500万人。
2018年の年間死亡数は約14万人

 

麻疹(はしか)

2018年の世界死亡者数は約14万人
38℃前後の発熱、上気道炎症状がでて発疹がでて全身に広がる。
予防接種で予防が可能。

 

3大感染症

HIV/エイズ・マラリア・結核が世界3大感染症と呼ばれる。
HIV/エイズ年間死亡者数は77万人、マラリア43万5000人、結核170万人となっている。

感染症を知るならこの本を絶対読むべき

NHK「あさイチ」ほかメディアで多数取り上げられて知っている方もいるかと思いますが紹介します。

2020年のベストセラーになるほど人気で、読んだ人の評価が非常に高いのが特徴です。

感染症の歴史について、易しく、面白く勉強できます。

本書内で新型ウイルスの発生も警告されていました・・・。

このように新型コロナウイルス以外にもさまざまな感染症があり、そしてそのほとんどが現在でも新規感染が発生して死者も多くでています。

新型コロナもすぐに終息するようなものではなく、これらの感染症同様に長い期間人類の脅威となるでしょう。

そして、遠くない将来にはあらたな感染症が発生するのである。

 


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