検定取り消しを受けたスロット機種一覧【爆裂出玉パチスロが処分の対象に】
ナッキです。
(@nakki_fukugyo)
今回は検定取り消し処分を受けたスロットを紹介したいと思います。
パチスロは新台が完成したらまず保通協の適合試験を受けます。
試験に適合したら、次にホールに設置する許可を得るために47都道府県の公安委員会の検定を受けなくてはなりません。
この検定が通れば、そこから3年間のホール設置が認められます。
そして、場合によって認定を受ければプラス3年間の設置が認められます。
つまり、スロットが開発されてホールに設置されるまでの流れはこうです。
①メーカーが新台を開発
②保通協の適合試験を通す
③47都道府県に検定を受ける
④ホールに設置される
⑤認定を受ければ、さらに3年間延長設置が可能となる
このような流れです。
検定を受ければ最低でも3年間は設置ができるのですが、長いパチスロの歴史のなかでは、検定取り消し処分を受けた機種があるのです。
今回の記事ではその検定取り消しとなった機種を紹介します。
検定取り消しになったスロット機種
時は2003年10月。
3機種のスロットに検定取り消し処分がくだされました。
アラジンA (サミー)
サラリーマン金太郎 (ロデオ)
ミリオンゴッド (ミズホ)
この3機種が検定取り消し処分になりました。
いずれも4号機の爆裂出玉時代を代表する機種ですね。
それぞれの機種情報と取り消し理由を解説します。
アラジンA
アラジンA(サミー)
シングルボーナス&JACゲームと6枚役の押し順をナビする「アラジンチャンス」を搭載した爆裂形マシン。
アラジンチャンスの継続は基本は10ゲームで約+119枚だが、AT中に純ハズレを引いた場合に「スーパーアラジンチャンス」に発展する可能性があり、最高継続数は5000ゲームで獲得期待枚数は50000枚オーバー!
朝イチに突入して7万枚でたという報告もありました。
検定施行規則第7条「短時間に著しく多くの遊技メダルを獲得する事ができる性能を有する遊技機であること」に該当。
スーパーアラジンチャンスの出玉性能がこれに該当すると判断されました。
サラリーマン金太郎
サラリーマン金太郎(ロデオ)
15枚役・JACゲームの押し順がナビされる「金太郎チャンス」を搭載。
金太郎チャンスの継続ゲーム数はシングルのナビ回数で管理され、5・10・30・100回のいずれかが発動時に選択される。
振り分け率は5回が25%、10回が65.3%、30回が5.8%、100回が3.9%
100回ナビ時の獲得枚数は約1700枚。
金太郎チャンスの出玉速度は時速5000枚といわれていました。
施行規則第7条に有る「1分間におおむね400円の遊戯料金に相当する数を超える数の遊技メダルを使用して遊技させる事が出来る性能を有する遊技機である事」に該当。
押し順によってリプレイを取りこぼすケースがあり、単位時間あたりの遊技メダルの投入数が増加することがあることが該当すると判断された。
ミリオンゴッド
ミリオンゴッド(ミズホ)
初代ミリオンゴッド。ビッグとレギュラーは非搭載。
「ゴッドゲーム(GG)」と呼ばれる15枚役の押し順ナビ機能で1回50ゲーム継続で約500枚獲得。
GG3連以上が確定するSGGや一撃5000枚確定のPGGなどプレミアム的な約も搭載されている。
PGGの確率は8192分の1。
1000円(50枚)あたりのゲーム数は20.2ゲームと投資スピードも最強。
プレイヤーの射幸心を煽りまくった4号機最高の超博打マシンでした。
※検定取り消し理由はサラリーマン金太郎と同じでした。
4号機ではこの3機種が検定取り消しとなりました。
一応それなりの検定取り消しの理由がついていますが、要はギャンブル性が高すぎることが問題化されたため、当時を代表する機種が処分の標的になったというわけです。
その他の検定取り消し機種
過去の歴史を振り返ると3号機時代(1990年~1992年)にも検定取り消し処分を受けた機種が存在します。
■コンチネンタル(瑞穂製作所)
■ワイルドキャッツ(アークテクニコ)
■セブンボンバー(バルテック)
■リノ(ニイガタ電子)
以上4機種が検定取り消し処分となっています。
処分の理由は、裏モノ化です。
当時は正規のスペックとは異なるいわゆる「裏モノ」が当たり前でした。
これらの機種は裏モノ化にメーカーが関与しているとなったため、検定が取り消しになりました。
さらにメーカーにも処分がくだり、3年間の検定申請が禁止されることになりました。
まとめ
過去検定取り消し処分を受けた機種は7機種です。
◆4号機
サラリーマン金太郎
ミリオンゴッド
◆3号機
ワイルドキャッツ
セブンボンバー
リノ
3号機は裏モノが流通した結果なので仕方ないでしょう。
しかし4号機の3機種は一度検定を受理されていたにも関わらず、その後に取り消しになっています。
これは検定を出したほうにも問題があるのではないでしょうか?
1回認められたのに、あとでやっぱりダメはないですよね。
スロットの規制は引き締めと緩和を繰り返しながら、徐々に厳しくなっている印象です。
爆裂マシンが謳歌していた時代とはずいぶん変わっていますから、今後は検定取り消しになる機種はでてこないかもしれません。
だけど、一プレイヤーとしては出てほしい気もしてます。
だって、ギャンブル性の高い機種が打ちたいですもん。
こんにちは。人気ブログランキングからお邪魔しています。いや~懐かしい機種ばかりです。私は1.5号機~4号機まで打っていました。最近12年ほどは遠ざかっておりますが、こちらの記事を見て当時が蘇るようでした。”すべり”だったり”遅れ”だったり。今でもあるのかな~。今の機種は演出が凄いですよね。昔の機種は演出は地味ですが味がありました。久しぶりに打ってみたいですね。
tackmemo様
コメントありがとうございます!
1.5号機から打っているなんて素晴らしいです。
僕は4号機からなので知りませんが相当香ばしい時代だったと認識しております。
確かに昔のほうが味があってよかったと思います。
最近ではアクロス系の台やディスクアップは昔好きだった人にも好評なので
ぜひ打ってみてください。
返信ありがとうございます。久しぶりに行ってみますかね~^^
情報ありがとうございます。