【チャート解説付き】アメリカ雇用統計結果(2018年7月発表)
▼2018年7月発表の米雇用統計▼
●発表日時(日本時間)
2018年7月6日(金)21:30
●非農業部門雇用者数
予想 19.5万人
結果 21.3万人(予想より上!)
●失業率
予想 3.8%
結果 4.0%(予想より下!)
雇用者数は事前予想よりも良い結果だったが、失業率は予想よりも悪い結果となった。
これによりドル円の初動は下方向に進んだ。
雇用者数と失業率のどちらかが良くてどちらかが悪いと、中途半端な動きになることが多いですよね・・・。
■ドル円の動き
<発表直後>
ドル円の初動は下
発表前 110.64円
発表後 110.47円(-22PIPS)
<発表1時間後>
下落は限定的ですぐに下げ止まるも、戻ることもせずダラダラと下値で推移
<発表3時間後>
引き続き下目線で、高値を切り下げながら緩やかに下落推移
<終了まで>
そのまま下値キープが続いたが、下値も固く膠着状態のまま110.42円で終了となった
■ユーロドルの動き
<発表直後>
ユーロドルの初動は上
発表前 1.1712ドル
発表後 1.1740ドル(+28PIPS)
<発表1時間後>
発表から1時間後もそのまま高値をキープする
<発表3時間後>
発表3時間後も動きに変化なく高値キープが続く
<終了まで>
高値キープは続かずに、夜中に少し垂れてきて1.1744ドルで終了となった
■今月の総括
今月は雇用者数は良くて、失業率は悪いという中途半端な結果だった。
ドル円は発表後に下落して、そのまま元のレートに戻さずに下値付近で終了まで推移する珍しい展開となった。
底値も固く下落は限定的で、方向感はでない中途半端な雇用統計だったといえるでしょう。
▼2018年の全雇用統計日程と結果の一覧はコチラ▼
2018年アメリカ雇用統計 日程スケジュールと速報結果まとめ
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