【チャート解説付き】アメリカ雇用統計結果(2018年8月発表)
▼2018年8月発表の米雇用統計▼
●発表日時(日本時間)
2018年8月3日(金)21:30
●非農業部門雇用者数
予想 19.3万人
結果 15.7万人(予想より下!)
●失業率
予想 3.9%
結果 3.9%(予想どおり!)
雇用者数が大きく予想よりも悪かったためドル円の初動は下方向に進むことになった。
先月に続き2ヶ月連続で下という結果となった。
■ドル円の動き
<発表直後>
ドル円の初動は下
発表前 111.56円
発表後 111.43円(-13PIPS)
<発表10分後>
下落後に瞬間的に戻す動きをみせるが、発表で下落した分すべては戻さないまま再下落をはじめる。
<発表1時間後>
高値を切り下げながらじわじわと下落。
下落スピードは鈍いが方向は下方向で決まったか。
<発表3時間後>
方向感は変わらず下落基調で安値を更新していく。
<終了まで>
終始下落基調で進むも夜中には下落も止まり、明け方にかけて少し戻して111.24円で終了。
■ユーロドルの動き
<発表直後>
ユーロドルの初動は上
発表前 1.1586ドル
発表後 1.1609ドル(+23PIPS)
<発表10分後>
発表後に上昇した分を瞬間的に全戻したが、再び上昇しはじめ高値を目指す。
<発表30分~1時間後>
発表30分後から上昇基調が一変して急落して発表前水準よりも下落する展開に。
<発表1時間~3時間後>
発表1時間後から再び上昇していき、乱高下気味になってくる。
<終了まで>
24時過ぎから再び下落基調になり、そのまま終了までじりじり下落して、1.1565ドルで終了。
■今月の総括
発表数字は予想よりも悪くドル円は素直に下落したが、ユーロドルは上→下→上→下と乱高下する結果となり難しい相場となった。
雇用統計での値動き自体は相変わらず少なく、瞬間的には20PIPS程度の動きだった。
▼2018年の全雇用統計日程と結果の一覧はコチラ▼
2018年アメリカ雇用統計 日程スケジュールと速報結果まとめ
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