トランプ相場一服か 専門家の見方は?
アメリカ大統領選後のドル円の動きは?
トランプが大統領選に勝利したのが11月9日。
その日、11月9日のドル円安値は101.18円。
それが先週の高値は11月25日の113.89円。
なんとわずか3週間で12円以上値上がりしたことになる。
10%以上ドルが上昇しているのだからレバレッジ1倍で資産は1.1倍
仮にレバレッジ10倍でドル円をロングしていれば、トランプ相場で資産は倍増していることになる。
特に初心者ほど怖いもの知らずで全力ロングするものなので、こういう一方的な相場でもっとも利益を出すのはFXキャリアの浅い初心者なのだ。
ただ、初心者は大きく負けるまで突っ走るので最終的には資産を失うことになる。(僕の経験則からくる持論)
相場の話に戻すと、先週末あたりから値上がりが一服して調整局面に入ったように感じる。
25日に高値113.89円を付けたあとは、
25日の終値が113.04円。
28日の終値が111.896円。
このようにピークから2円下落している。
買い一辺倒で勝てる相場ではなくなってきているが、今後の動きはどうなるのか。
このまま下落していくのか、単なる押し目なのか、はたまたレンジにはいるのか。
今日現在、ドル円相場は難しい局面を迎えている。
今後の為替相場について専門家の意見は?
今後の為替相場の動きなど正解は誰にも分からないことだが、専門家はどう言っているのか一応確認してみた。
<11月29日読売新聞より>
28日の東京金融市場は、円高・株安となり、ドナルド・トランプ次期大統領に対する期待から円安・株高が進む「トランプ相場」が一服した。
(中略)
ただ、市場では、「今後もトランプ氏の経済政策に対する期待から、円安・株高基調が続く」(大手証券)などとトランプ相場の継続を見込む声が多い。石油輸出国機構(OPEC)が30日の総会で原油の減産に合意すれば、円安・株高が加速するとの見方もでている。
はい、専門家の見方は上昇継続です。まだ円安ドル高の動きは続くものとみているようです。
今回は僕も同意見です。
まだまだロング目線でいいと思っています。なので落ちたら買いで入る押し目買いを狙うのがいいと思っています。
ただドル高の動きが加速するのは、専門家が言う原油の減産合意よりも、今週金曜日の雇用統計後のような気がしますが。
トレンドがでているうちはとにかく相場の流れに乗ることが大事です。FXで一番大事なことは、僕は入る方向だと思っていますので、相場環境認識をしっかり行うようにしましょう。
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